「血が出た」
「便がなんとなく細い気がする」
排便後、倉敷市の墓石に悩んでいた夫が言っていた事がありました。ですが、
「きっと辛いものを食べたからだ。」
「便が細い時もあるよね。」
「…切れ痔かも…」
そんな風に、病気ではない理由を見つけて、自分の中で病気を否定していました。
その後血便は続かず、前年大腸がん検査(便潜血検査)では異常もなかった事もあり、大きな病気を疑う事はありませんでした。それでも、
「50歳を超えているのだから、一度ちゃんと調べてもらおうよ。」
「何もなければ、それでもっと安心が出来るから。」
そう、安心を得る為に検査を後押しし、病気を発見する事となりました。
直腸がんでした。
今でも思います。あの時、検査をしていなかったらどうなっていただろう?と。
血便が続けばおかしいと思うかもしれませんが、それが起こるとは限りません。
実際見つかった腫瘍は、素人目にも大きく見えましたが、出血する事はあまりなかったですし、もっと腫瘍が大きくなって腸管を埋めるくらいになるまで、異常だと思わなかったかもしれません。
ここまで大きくなるのに6年くらいと言われた記憶があるので、後2〜3年は放置されていた可能性もあり、そうなった時には、既に手遅れだったという事も…
大腸がんの検診は、その前処理にとても手間がかかり、加えてお尻からカメラを入れるとなると、検診を躊躇してしまいますよね。
ですが、こんな風に大病の発見があるかもしれません。
思い切って検診を受ける事が大切だと、実感した時でした。
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